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マップディレクターが、自分で作ったマップを自分でレビューします。

「見習いの森」レビュー Stage26〜50
by サムオー

Stage26「お父さんのお迎え」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★
お気に入り度:★★
5時半になったらダッシュで会社を出て、電車の中で献立を考え、駅近くのスーパーで買物をすませ、その足で保育園に行きます。最近は帰宅してからも料理をする20分くらいの間だったら待っててくれるようになったので、楽になりました。1年前は5分しか待てませんでしたが。
…失礼しました。レビューですね。
このステージの解答は、元々「Stage39 お母さんのお迎え」の別解でしたが、まったく違う解き方で潰してしまうには惜しかったので、分岐して別ステージとして独立させました。


Stage27「デム谷デム夫」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:
ワープゾーンの出口をふさぐことで、ワープゾーンを素通りさせるというテーマです。その辺りの知識がないと少し戸惑うかもしれませんが、狭いステージで出来ることが限られていますから、詰まってしまうというほどでもないでしょう。
なお、タイトルはテキトーです。誰か特定の人物を意識したわけではありません。


Stage28「金印」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:
ステージを構成する壁は、マップによって様々なグラフィックチップが使われています。このチップが貼られて製品のような見栄えになるのは、工程としてはステージの内容が大体固まってからになります。それまでは無味乾燥な仮の壁を使った状態で検証されています。
そのため、仮の状態のステージとチップが貼られたステージでは、ずいぶんと印象が違ってきます。このステージも、仮の状態のときはもうちょっと「金印」っぽかったのですが…。
パズルの方は、一度何かの用途に使ったブロックをほかの用途に使いまわす「リサイクル」がテーマになっています。ちゃんと考えないと解けないようにはなっていますが、それほど難しくはないでしょう。


Stage29「学校の階段」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:★
階段状の地形でブロックを節約するというのは使い古されたパターンなのですが、レベル1マップなのであえて入れました。
あとは、私がFLAPPYを始めて間もない頃、こうした趣向にちょっとした驚きを感じたから、というのもあります。こうした印象は後々まで残るものです。


Stage30「ジャマボコ」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★★
お気に入り度:★
最初は全角1個分だった下辺の穴が、別解を潰したりしているうちに全角5個分まで広がっています。それでもなお、デムデムを利用した別解が残っていますが、彼がいないと少々寂しくなるので、それはよしとしました。
なお、「試練の森」「修行の森」「苦難の森」と続いてきた森シリーズですが、ステージの外観が「樹上」になっているのは、このステージだけです。


Stage31「フォーメーション・B」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:
一番最初に作成したときは、かなりシビアなステージだったのですが、レベル1のマップなんだと思い直し、大幅に修正して易しくなりました。
そのせいか、ぱっと見よりも守りが甘く、いまいち面白味に欠ける内容となってしまっています。「一見カンタンそうだけど意外に手強いStage40」との対照という意味で特に手を加えませんでしたが、もう少しなんとかしてもよかったと少し後悔しています。


Stage32「また俺だけが」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★★★★★
お気に入り度:★
バカ解(意図したトリックがまったく意味をなさなくなるほどカンタンにクリアできてしまうような別解)を潰したせいでクリア不可能になっていたことに気付かず社内スタッフを恐慌に陥れたり、そのバカ解がなぜか復活したり、慌てて直したらまたクリア不可能になったり、と色々思い出の尽きないステージです。
それはさておき、トリック自体は可もなく不可もなくというところですが、それが見え見えになってしまったのは惜しかったです。いやあ、後から見直すと色々と見えてくるものですねえ。


Stage33「欠陥住宅の元凶」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:★★
見た目と内容がうまくスイングしていて、割と気に入っているステージです。ストーリー性があるとまで言ったら、言い過ぎでしょうか。
『ヒビ割れ』ブロックをストッパーにするというところも、ちょっとした心理的なアヤになってるような気がするのですが、どうでしょう? この場合、ヒビ割れブロックが割れてしまいそうな感じがしてしまうのは私だけでしょうか。


Stage34「奥か手前か」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★★
お気に入り度:
このステージのモチーフは、某元祖落ち物パズルゲーム(テ○リ○)です。いえ、でした。
同ゲームに登場するブロックのうち、凸型を除いた形を壁として配置したのですが、木のグラフィックチップを貼ったら全然そう見えなくなった上、いろいろと別解を潰しているうちに形まで崩れてしまいました。
当初のテーマは「ブルークリスタルを「手前」の通路に落とすか「奥」の通路に落とすか迷ってもらう」だったのですが、もうひとつ効果を上げられず、どちらかというと「ブロックを動かす順番を間違えると通路がふさがれる」ことが主眼になっていきました。とは言うものの、後者のトリックももうひとつピリッと機能していません。


Stage35「なんてこたない木のウロだ」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★
お気に入り度:★★
タイトルが某銀河鉄道のマンガに由来することに気付いた人は、はたしていらっしゃるんでしょうか? 正しくは「なんてこたない、腐りかけた木のウロだ」です(多分)。サケザンが出てきた回です。みっちは「アンノウン・ジャガーロードが死体を木のウロに詰めたことに由来してますね?」などと言ってましたが、知りません。そんなの。
いわゆるアクション面という範疇に入るステージですが、まあまあ成功した方だと思います。ヒントにもあるとおり、ブルークリスタルをある場所に置けば割と楽にクリアできますが、より高度な技法として、「ある場所でわざとクリスタルをとどめる(落とさない程度にですよ)」のも有効です。


Stage36「通過列車」 (作:てくすち)
難易度:★
さすがてくすち! 度:★★
お気に入り度:★★
てくすち作品その5です。
小品ですが、なかなかキレがあります。決して難しくはないのですが、ある程度理詰めで考えないと解けません。てくすち殿らしいですね。
でも、キノコが2個も置いてあるところは、てくすち殿らしくないですね。私は、今まで散々イヤな…ゲフンゲフン…勉強させてもらってる経験から、「無駄なキノコを置かないてくすち殿がキノコを置いているからには?」と疑心暗鬼になってしまいました。


Stage37「ヤーヤボールの小さな世界」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:
どちらかというと森シリーズというよりは、鉄シリーズのマップに登場してきそうなステージです。壊すことのできない鉄ブロックをどこに片付けるかという趣向になっています。そういう趣向も使い古された感があるのですが、それよりもワープゾーンがいまいち前向きに機能するわけではないというか、帳尻合わせのために置かれているところに興をそがれてしまいますね。
ちなみに、タイトルはStage35と同様、某銀河鉄道マンガからとっています。


Stage38「ケンスキー」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★★
お気に入り度:★★★
このマップ中で、ある意味思い入れNo.1のステージです。ご存知の方はご存知かと思いますが、某ちょっと間の悪いプロレスラーの必殺フレーズをモチーフにしています。時期的には結構前のことですが、今なお語り継がれている名言と言ってもいいでしょう。
パズルの方は、レベル1にしてはちょっと難しめです。この辺りから、レベル1としては少々難しいステージが出てきます。
行動の選択肢が多めなので、方針をたてるまでに少々迷うことになるでしょう。こういうステージを解くときは、「最終形」をイメージすると効果的です。クリア直前の形を思い浮かべ、そこから逆算して手順を考えてください。


Stage39「お母さんのお迎え」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★
お気に入り度:★★★
──私がお迎えに行くと、全然言うこときかないのよ。トイレに行ったきりいつまでも帰ってこないから見に行ったら、部屋に戻って遊んでるし…。靴をはかせようとすると逆ギレするし…。
うーん、私が行くときはちゃっちゃと行動してくれるんですがねえ。
…大変失礼しました。レビューですね。
Stage26の姉妹作です。と言いますか、こちらが元々意図した解答です。
26に比べると手筋がシンプルなのですが、意外と気付きにくいようなので、こちらを後にしました。


Stage40「ミッション・B」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★
お気に入り度:★
ウェイトモードを使うかどうかで大きく難易度が変わります。ウェイトモードをONにすれば、割と楽にクリアできます。
ただクリアするだけならそれほど難しいステージではないので、こだわる人は「いかに美しく解くか」をテーマにプレイしてみてください。どういう解き方が一番美しいか? それも含めてですよ。


Stage41「あなたの居場所」 (作:てくすち)
難易度:★★
さすがてくすち! 度:★★
お気に入り度:★★
てくすち作品その6です。
趣向としてはStage36に通じる部分がありますが、Stage36がさりげない感じだったのに対して、こちらは豪快です。それゆえにかえって気付きにくくなっているみたいですね。


Stage42「ウィステリア」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★★
お気に入り度:★★★★★
Stage17、18同様「形から入った」ステージです。ええ、フジ愛してるんですよ。
前半はいいのですが、後半から終盤にかけての展開が少し尻すぼみになってしまった感があります。レベル1マップだからあまり手筋をきつくしすぎてもと考えてそのままにしましたが、良化の余地が多分にあっただけに、やや悔いが残るところです。


Stage43「だからねえお休み」 (作:サムオー)
難易度:★
苦心作度:★★
お気に入り度:★★
ブロック半個分の隙間からキノコを投げる「トーチカ」という技を使います。使わなくても解けないことはないですが。
エビーラ+キノコという、その筋の方々には妙な意欲を掻き立てるアイテムが放置してありますが、対策は施したつもりです。余計なことは考えずに、トーチカでキノコを使ってください。まあ、ユニコーンも動員すれば突破できますがね…。
なお、タイトルは某機動戦士の挿入歌から取っています。ララァならわかってくれるよね?


Stage44「空中階段」 (作:てくすち)
難易度:★★
さすがてくすち! 度:★★★
お気に入り度:★★★
てくすち作品その7です。
手筋自体は単純なのですが、うまく心理的なアヤをついています。
ヒントを読まずにクリアするのは、意外に難しいかもしれませんね。


Stage45「最後はあなたと」 (作:てくすち)
難易度:★★
さすがてくすち! 度:★★
お気に入り度:★★
てくすち作品その8です。
ヒントにあるとおり、最後は石のブロックとブルークリスタルがペアになっていきます。
攻略のポイントは最初のブロックを「どのように」落とすかでしょうね。それさえできれば、後はトントン拍子に進んでいくはずです。


Stage46「スコープ」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★
お気に入り度:★★
これも仮グラフィックの状態では、スコープの照準マークそのものだったんですよ。木じゃ、スコープに見えるわけないじゃないですか!←逆ギレ
パズルの方は、手筋はやや緩いものの方針の立てにくさから、まずまずの難易度に仕上がっています。今のところデムデムを使った別解も見つかっていないですし(戦々恐々)。


Stage47「ナイストス」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★
お気に入り度:★★
アレでヒビ割れブロックを「トス」してからの最後の詰めが、意外に気付きにくいんじゃないかと思います。その部分をあっさりクリアされてしまうと、別にどうということのないステージになってしまうかもしれません。
こういう心理的なアヤを狙うのは、正直言って難しいです。というか、勇気が要ります。社内スタッフの反応である程度「いける」と思えば製品に盛り込んでいくのですが、それでもなお半信半疑といった状態です。上級者が引っかかるからと言って、初級者が必ず引っかかるものでもありませんし。


Stage48「ジャッカーデム撃隊」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★★
お気に入り度:★★★
ぱっと見、「難しそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、それほどでもないです。多少手順は面倒ですが、イヤになってしまうというほどでもないです。
あ、あとヒントに「最後の仕上げは自分でやります」と書いてしまいましたが、デムデムにやらせることもできます。もちろん。バレたら懺悔行きですので、どうかご内密に。
なお、タイトルは某戦隊ヒーローの名前からとりました。


Stage49「決死の千里行」 (作:サムオー)
難易度:★★
苦心作度:★★★★★
お気に入り度:★★★
カーテンコール的な意味合いを込めて、モンスターズ全員集合!といきたかったのですが、エビーラがいると収集がつかなくなるので、やめました。集合写真の欠席者のように、上のほうに閉鎖空間でも作ってそこに放しておけばよかったかなとは思いますが。
当初はこのマップのトリを飾ってもらう予定だったのですが、タイミングによっては何の小細工もなしに突破されてしまう可能性があり、もしもこのマップをお買い上げになったお客様がそうなってしまったら、ちょっと悲しいでしょうということで、ラス前に降格となりました。
なお、タイトルは三国志に出てくる某将軍若かりし日のエピソードから取りました。


Stage50「九人の戦鬼」 (作:サムオー)
難易度:★★★
苦心作度:★★
お気に入り度:★★★★
てくすち殿から「★3つあげてもいい」と言われた問題作逸品です。
危うくリストラの憂き目にあうところでしたが(Stage5のレビューを参照)、Stage49がラス前に降格になったため、トリを飾ってもらうことになりました。
パズルとしては、基本技のみで解けますし、結構上質な部類に入ると思います。まだまだ良化(難化)の余地はあると思いますが、レベル1マップならこんなものでしょう。
それから、「割っていいブロックは2つだけです。」というヒントも気に入っています。さり気ない文句ですが、よーく考えればかなり攻略の助けになるはずです。
タイトルは某サイボーグ戦士の主題歌から取りました。あ、globeじゃなくて、昔のやつです。