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「開発者のささやき」2003年8月分の過去ログです。

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開発者のささやき(2003.8.1)


こんにちは〜。みっちで〜す。
寝不足が続いていて、ちょっとハイで〜す。眠気覚ましにコーヒーを飲むと、胃が痛くなりま〜す。

今週もFANページの更新はお休みです。ごめんなさい。サムオーさんもてくすちさんもシャンシェンさんも、なんだかみんな忙しくて、こっちにまで手が回らないそうです。
その代わり、と言ってはなんですが、「フラスポ」は出るそうですので、そちらをお楽しみくださいませ。

ご期待にお応えして実質的に週刊化となった「フラスポ」、これからもてくすちさんにご声援と愛の手ネタをお願いします…!特に、一番最後、と、てくすちさんは申しております。

今週水曜日に先行発売が始まった「鋼鉄の城」ですが、現在は社内で最終チェック、という頃合いです。このまま何事もなければ、予定通り8/4にはリリースできるそうですよ。

今回、みっちはテストプレイには参加していません。なにせ、「見習いの森」が、残り9…と、思ったら、今やってみたら、解けました。残り8ステージで〜す。「Stage.42 ウィステリア」、さすがサムオーさんの愛がぎっしり詰まったステージです。ああもう、苦しかった〜!
おっと。話が脱線しましたが、★×1の「見習いの森」でここまで苦労しているみっちが、★×3の「鋼鉄の城」を解けるわけがないのです。ぐすん。


……
………いいもん。みっち、泣かないもん!

(みっち)

開発者のささやき(2003.8.8)


こんにちは。
昨日、サラダ油を198円でゲットしてゴキゲンなサムオーです。

今週は「墓穴レビュー」を更新しました。
FLAPPY WORLDで最高の難易度を誇る「考古学者の憂鬱」のレビューが追加されています。もちろん、執筆はてくすち殿です。同マップをコンプリートされた人はもちろん、プレイしたことない方でも楽しめる内容になっています。
あ、でも、もしかしたら攻略のヒントになるようなことも書いてあるかもしれませんので、自力で解きたいという方はご注意ください。

それから、今週は月曜日に「鋼鉄の城」をリリースしました。
リリース1時間前くらいまで修正を加えたステージがあったりして(どのステージかは秘密です)、最後まで慌しい思いをしましたが、おかげさまで売れ行きも順調に伸びているようで、ほっとしています。

このマップは私がディレクターを担当しましたが、全40ステージの構成は、

    てくすち作:26
    サムオー作:11
    グレンシー作:3

という具合になっております。
うーん。メイン担当なのに、少ないですねえ。しかも、もうひとつパンチのあるステージを出せなかったのは悔やまれるところです。

他の仕事やらが入ってしまったので仕方なかった面もあるんですが、私のFLAPPY頭で★★★のマップを作るのは、やや荷が重いかなという感もあります。

なんと言いますか、理詰めで物事を考えるのが苦手なところがありまして…。
マップ作成で重要なウェートをしめる、別解探しや別解潰しが非常に下手なんですよ。だから、ある程度難しいステージを作ろうとすると時間がかかってしまうのです。
特に、ブロックの数が多くて複数の手筋が考えられるようなステージは苦手です。

そういえば、昔、数学で、「箱の中に赤玉が5個、白玉が2個入っている。無作為に3個をとった場合、すべて赤玉である確率は?」などという問題に対して、すべてのケースを紙に書き出して数えたりしたような記憶が…。
ちょいちょいと計算すれば、あっという間なのに、今思い返すとバカみたいですね。

え? 正解ですか?
しょ、少々お待ちください…。

赤1赤2赤3
赤1赤2赤4
赤1赤2赤5



えー。
7分の2?

(サムオー)

開発者のささやき(2003.8.15)


こんにちは。
お盆も終わりで、そろそろ北海道では、夏すらも終わってしまいます。
え? 暑さも寒さも彼岸まで、とか言うじゃないかって? 北海道は春のお彼岸を過ぎても場合によっては雪が降ったりしますし、秋のお彼岸を待たずにすっかり寒くなってしまうんですよ〜。寒さが苦手なみっちには、辛い季節です。

今週は残念ながらどこにも更新がありません。済みません。でも、先週追加された、「考古学者の憂鬱」のレビューは、マップの難易度にふさわしい読み応えとなっていますので、再読して、次号を待つというのは乙なものかもしれません。秋の夜長に「考古学者の憂鬱」のレビュー。なかなか素敵でしょ? ね? ね??
 ただ、攻略のヒントになるようなことも書いてあるかもしれませんので、「てくすちなんかにゃ頼れるかよ」という方はご注意くださいね。

先週発行された公式メールマガジン「フラスポ」で、てくすちさんにこんな事を書かれてしまったみっちです。

    > 1だあ!?
    > ハイハイわかったわかった。で?本当はいくつなのさ。本当に1だって?
    > まったくもう見栄っ張りなんだから。ハイハイわかりましたよ。1って書
    > きゃいいんでしょ書きゃ。

ひっどいですよね。ヒドイと思いませんか、皆さん! みっちは、みっちは本当に、「見習いの森」をあと1Stageというところまで追いつめたんですよ?!ちょっと、世界を護るサイボーグ戦士に負けてますけど…!!

でも、もっともっと深〜くみっちが傷ついたのは、てくすちさんに「あと1Stageです〜」とほえほえ報告に行ったらば、周り中から聞こえた『え〜〜〜〜??』の一言でした…。


……
みっちだって〜成長するんだも〜ん♪
苦〜〜〜♪

(みっち)

開発者のささやき(2003.8.22)


こんにちは、サムオーです。
得意料理はシュウマイです。

今週は、用語辞典に新用語を追加しています。
某巨大掲示板で上げていただいたご要望の中から、いくつかピックアップしております。
残念ながらすべてのご要望に応えることはできず、また締め切りの関係で間に合わなかったご要望などもありましたが、その点はご了承ください。

それと、「FLAPPY WORLD」本体もバージョンアップされています。特に大きな機能追加などはないのですが、ちょっとした不具合なども修正されていますので、ぜひこの機会にアップデートしてください。「FLAPPY WORLD」を起動して、メニューから[オンライン]−[FLAPPY WORLDのアップデート]を選ぶと、カンタンにできますよ。

そうそう、先頃リリースしました追加マップ「鋼鉄の城」が、Vectorからも購入できるようになりました。クレジットカード派の皆様、お待たせいたしました。よかったらプレイしてみてください。



さて、ちょっと前に「英語教室」をプッシュしていた私ですが、現在のマイフェバリットは、「リメイクマップ〜Windows3.1版〜」です。これが、なかなかいいんですよ。

理由としては、「昔のFLAPPYと現在のFLAPPYとのブレンド具合がいい感じ」ということにつきますね。
大雑把に言えば、昔のFLAPPYはパズルとしてはイマイチだけど脱力してプレイできる気軽さがあるし、現在のFLAPPYはパズルとして洗練されているけど人によってはそういった傾向が重たく感じられることがあると思います。
個人的な見解ではありますが、その辺のバランスがちょうどいいんですよ。そういうのは、その時代時代に特有のもので、今となってはもう作ろうとしたって作れませんので、貴重だと思います。

あと、Win3.1版では、それ以前のものと決定的に違うことがあります。
それは、鉄ブロックの登場です。それまでの石ブロックのみの時代とは、格段にゲームが面白くなりましたね。グーテンベルクの活版印刷発明に匹敵する偉業と言えましょう。言えませんか。

ただ、何が面白いと感じるかは、もちろん個人差があるかと思います。
同じリメイクマップでも「なるべくサクサク進むカンタンなのがいいなあ」ということでしたら、「FC版」なんかがオススメですし、「とにかく昔風のFLAPPYがやりたい」ということであるば「plus版」がいいでしょうし、「Win3.1版は、ちょっとヌルいぜ」という猛者には、「考古学者の憂鬱(★×5)」が出た現在でもなお、「史上最凶」の呼び声が高い「Windows95版」にチャレンジしていただきたいと思います。

(サムオー)

開発者のささやき(2003.8.29)


こんにちは。
意欲の連闘で、陣営の強気が穴ムードを漂わせるサムオー(牡・32歳)です。

FLAPPYファンコーナー、先週に引き続き、用語辞典に新用語を追加しています。
某巨大掲示板にて上げていただいたご要望のうち、前回締め切りの関係で間に合わなかったものを一部フォローしました。主に、Win95のキャラ関係が追加されています。用語辞典については、これからもちょこちょこと更新していこうと考えております。皆様のご要望にもなるべくお応えしていくつもりです。

さて、開発チームの近況ですが、新作マップの開発は着々と進んでおります。
私の担当について言いますと、「真・レベル1マップ(仮)」というものを作っております。タイトルが示すとおり、初級者でも楽しめる易しめのマップを「今度こそ」作るつもりです。

と言いますのは、一度「失敗」しているからなんですね。先ごろ、「難易度がインフレ化しつつあるFLAPPY WORLD」へのアンチテーゼとして「見習いの森」を作成したんですが、出来上がってみたらレベル1としては妙に難易度の高いマップとなり、皮肉にも「難易度のインフレ」を、ある意味最も如実に体現する結果となってしまいました。
もちろん、マップの内容としては決して悪い出来ではないですよ。ただ、当初の目的を果たすことができなかったという意味では、悔いが残っているわけです。

その辺の反省をふまえまして、今度こそ真に初級者が楽しめるマップを作成しようと、気持ちを強く持ってやっております。はい。気持ちが弱っていると、「こんなカンタンなので、本当にいいのか?」と、すぐに不安になってしまいますので。

なお、詳細についてはまだまだ未定で、今のところ具体的にお知らせできる段階にはありません。決まり次第、随時お知らせいたしますので、しばらくお待ちください。

(サムオー)